卒業生に聞く「志」インタビュー
松蔭会では、毎年、8月の第1土曜日に総会及び懇親会を
当番期の順番は、丁度還暦を迎える前の年になります。係の仕事を通じて、それぞれの還暦同窓会へ向けてのきっかけづくりになればとも考えております。
そこで、当番期を迎えられ、地元で活躍している方にインタビューをしていきます。
第3回目の志インタビューは、昭和57年卒の津代幸一郎さんです。
Q:出身地、お名前、卒業年をお聞かせください?
A:志高ではマイノリティー(少数派)の肝付町出身で津代幸一郎(S57年卒)と申します。よろしくお願いします。
Q:当時の卒業生は、何人くらいだったでしょうか?
A:8クラス329名で、1年時の出席番号並びの仲間は東大に合格しました!
Q:高校時代の思い出をお聞かせください。
A:サッカー部で、かなり手を焼かせていました。今だとリモート学習というのでしょうか、強制自宅学習(謹慎)から戻ったら、なぜか応援団長のポストが用意してあり、3年間務めたのは人生の宝となっております。
Q:同窓会などはありますか?
A:過去に単発(独)で数回開催し、学年全体で同窓会として組織化してからは、50歳・55歳で開催しており、次回は、60歳の時に予定しています。
SNSでつながれる時代ですので、LINEグループでは国内外の同級生に、ローカル新聞のトピックを配信して10年目になります。
Q:現在のお仕事は?
A:肝付町社会福祉協議会に勤務しています。
Q:コロナ禍の中で、現在どのような状況でしょうか?
A:私たちの業界は、今回のパンデミックや大規模災害など社会的不安が起こるごとに、安心して暮らせるようその対応や制度設計がなされます。日々その対応の毎日です。
Q:これからの目標がありましたら?
A:学生時代は都会で過ごしましたが、帰郷して感じるのは、住んでいる地域や場所で人のステータスや文化度が変わるのではないと思っています。ただ、現実的に地理的な不便さはあります。プライベートは、そんな地理的事情、コロナ禍や外出に支援の必要な障がい(児)者の社会参加機会やひきこもらざるを得ない子どもたちのリトライの機会作りに取り組んでいます。
Q:PRがありましたら?
A:市町村合併後は、大隅地域単位の会議や事業等も多くなり、松陰会OBの先輩・後輩との接点もあり心強く感じています。先般4月、本会に設立した「おおすみ地域成年後見センター」は、曽於地区も含む形で高齢者や障がいのある方の権利擁護支援にあたります。今後、啓発等に取り組んでまいりますのでよろしく願い致します。
Q:人生訓やモットーがありましたら?
A:強制自宅学習を繰り返した時に、恩師から応援団長を命じた意図を聞かされたことがあります。それを人生の教訓として大切にしています。
Q:現役高校生にメッセージがありましたら?
A:過去に天然痘というウイルスが存在しました。長きにわたり流行し、世界中の人口が累計で半分以上亡くなったと言われています。しかし、人類が唯一撲滅したウイルスでもあり、みなさんにもこのウイルスに打ち勝った先祖のDNAが脈々と受け継がれていることもまた事実です。 小・中・高と友人をはじめ生活圏域が広がってきたことを実感していると思います。今後、大学や社会に出るとさらに広がります。いろいろ疲弊したり悩んだりもあると思いますが、その「レジリエンス(復元力)」がDNAに織り込まれていますよ!
~ ご協力ありがとうございました。~
第2回目の志インタビューは、
Q:出身地、お名前、卒業年をお聞かせください?
A:志布志町出身。志布志中です。益田幸太(ますだこうた)昭和56年卒です。
Q:当時の卒業生は、何人くらいだったでしょうか?
A:7クラスで304名でした。
Q:高校時代の思い出をお聞かせください。
A:サッカーに明け暮れていました。県大会ベスト4までいきました。
Q:現在のお仕事は?
A:株式会社益田製麺の会長です。
Q:コロナ禍の中で、現在どのような状況でしょうか?
A:巣ごもり需用で、フル生産の状態が続いています。エッセンシャルワーカー(人々の生活にとって必要不可欠な労働者)として、お客様に喜んでもらえるように精進していきたいと思います。
Q:PRがありましたらどうぞ?
A:現在、「志布志の夏そば」を販売中。行政、生産者、地元飲食店等で協力して志布志を盛り上げています。
Q:これからの目標がありましたら?
A:6月に若い社長に引継ぎました。今後は正業だけでなく、少しでも地域に役にたてるよう頑張ります。
Q:人生訓やモットーがありましたら?
A:「感謝」「素直」「心の下座」
Q:現役高校生にメッセージがありましたら?
A:勉学・スポーツに悔いのない時間(とき)を精一杯全力で行動されることを期待しています。夢や人生を謳歌してください。
~ ご協力ありがとうございました。~
第1回目の志インタビューは、
Q:出身地、お名前、卒業年をお聞かせください?
A:大崎中出身、上村雅彦、S55年卒です。
Q:当時の卒業生は、何人くらいだったでしょうか?
A:8クラスあったので300名以上かと思います。
Q:高校時代の思い出をお聞かせください。
A:70周年で学食が出来て毎日行ってたと思います。バスケ部で朝から晩まで頑張ってました。
Q:現在のお仕事は?
A:若潮酒造株式会社で代表取締役になって5年目です。
Q:コロナ禍の中で、現在どのような状況でしょうか?
A:焼酎なので飲食店さんとかが休業したりで売上は厳しいですが、皆様に美味しいと言って頂ける焼酎造りを心がけてます。
Q:PRがありましたらどうぞ?
A:世界のスピリッツコンテストに出品したり、消毒用アルコールを造ったり、ジンを造ったり、芋焼酎だけじゃなく新しいことに常にチャレンジしてる会社だと思います。
Q:これからの目標がありましたら?
A:郷土で愛されて53年目、「さつま若潮」を100年に向けて進化出来るように頑張ります。若潮って何か面白いよねって言われたいです。
Q:人生訓やモットーがありましたら?
A:チャレンジ &「なんくるないさー」の精神 「袖振り合うも多生の縁」
Q:現役高校生にメッセージがありましたら?
A:人生で出会える人はそう多くないので、出会える人を大切にして生きて欲しいです。自分にとってプラスになる人だけじゃなく嫌な人も大切なことを教えてくれます。1年後、10年後にプラスになるかもしれないです。
~ ご協力ありがとうございました。~